原発震災: 2009年11月アーカイブ

(追記 敦賀原発のことを踏まえ、一部追記修正しています)

原発での不具合は検査の度に見つかるものです。
東海村のJCO事故も記憶にあたらしいところですが、「このまま運転しても問題ない」という根拠はどこにあるのでしょうか。

検査の結果が安全だからといって、起こるのが事故です。
以前、東海村にある原発推進施設で、ガラス固化体がいかに安全か体験できる乗り物があったのですが、担当者が操作させようとしても動かなかったんですね(笑)。「やっぱり事故は起きるんですね」と言ってさしあげました(今もその乗り物があるかは分かりません。リニューアルしてなくなったのでしょうか?)。

 日本原子力発電は30日、定期検査中の敦賀原発1号機(沸騰水型、福井県敦賀市)で、原子炉圧力容器内に設置された蒸気乾燥器にひび12本が見つかったと発表した。安全上の重要設備ではなく、このまま運転しても問題ないとしている。

 日本原電によると、ひびの長さは最大約15センチ。乾燥器の上部や側面の溶接部などで見つかった。溶接部で起きやすい応力腐食割れや振動による金属疲労が原因とみられる。

 乾燥器は高さ約4メートルの円筒状で、ステンレス製。圧力容器内で沸騰してできた蒸気の水分を取り除く役割がある。

 9月に日本原電東海第2原発(茨城県東海村)の乾燥器でひびが見つかったため、敦賀1号機でも点検していた。(共同)
[ 引用:敦賀原発の原子炉内乾燥器にひび12本 (2009年10月30日)]


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