今回は、生活がどのように変わったのか、変わるのかなど触れてみたい。
前回の記事:【今日からインフレ?!】過去から学ぶ:ドイツのインフレ(2)
当時のドイツの生活はどのようになっていたのか。
『世界の歴史教科書シリーズ・西ドイツ』の転記だが、次の様な説明がある。ハイパーインフレ下の1923年の出来事です。
李登輝総統に会いに台湾へ行こう!→→→台湾夜戦隊掲示板はこちら!
参加者募集中。最大100人まで。
日程は、12月10日(金)〜12日(日)。
1日目と3日目は、ほぼ移動で、李登輝総統邸への訪問は2日目の12月11日になります。
詳細は 団塊ジュニアの台湾へ行くぞ! をチェック!
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「其れは恐ろしい事であった。我々が賃金を受け取る間隔は益々短くなっ
た。...始めは、月毎に、其れからは週毎に、其れから後、殆ど毎日の様に。
紙幣は益々多くなり、金額は益々大きくなった。しかし其れによって、手
に入るものは益々少なくなった。
母親はカネを持って直ぐにパン屋や商人の所へ駆けつけなければならな
かったが、そうしている間に、パン、小麦粉、マーガリン、そして野菜は、
又又2倍、3倍の値段となった。
会社は毎日の様に、洗濯物籠や旅行鞄(かばん)で紙幣を受け取った。
カネの価値が直ぐに無くなったので、農民も商人も、売る必要が無い場
合には、一人として物を売ろうとはしなかった。品物だけが価値があって、
カネには価値が無かった。
事実、信用のある外国の紙幣、例えばスイス・フラン、スウェーデンの
クローネ、或はアメリカ・ドルを持っていたならば、あらゆる物を手に入
れる事が出来た!
しかし是のようなカネは、他人の困難を利用してぼろ儲けの商売をした
『闇屋』だけが持っていた! 『顔』が利かない者は、酷い状態であった。
最も惨めなのは、年金生活者と老人達であった。彼等は、其れ迄の間、
老後に備えて銀行に貯金していた。恐らく彼等はマルクの貯金を持ち、其
の利子で生活しようと望んだ。......其の後、彼等が其の貯金で手に入れた
物は、僅かにボール箱一つのマッチ棒に過ぎなかった。多くの老人が当時、
絶望して自殺した。
祖父は一軒の小さい家を持っていた。今や彼は、家の周りでガヤガヤ騒
いでいる数千人の人々を見て、すっかり慌ててしまった。彼は、全く悧口
(りこう)な事だと思い込んで、自分の土地を20万マルクで売った。彼
は、其れを昔、1万5千マルクで買っていたのである!しかし半年後に、
彼がこのカネで手に入れた物は、僅か1/4ポンドのバターに過ぎなかっ
た」
手に入れる金額が大きくなるに連れて、有形としての財を手に入れにくくなる様子が描かれています。
生活に必要な物も十分に得られず将来に失望するような状況は、誰しもが望まないこと。
2007年問題で、団塊の世代は退職金を得ています。ハイパーインフレの前に使い方を考え、行動ていないと、同じように悲惨な事になるかもしれない。
ブログの記事を書くのに、調べ事をしていると、このようなページが。
「貨幣的富の集中・中産階級(自営業)の破壊・産業の集中・国際借り入れの導入」を目的とした"意図的破壊行為"です。(asyura2.com)
この阿修羅のページに・・・
"このような変動が没落中産階級のひとたちをナチスをはじめとした国家社会主義に引き寄せることになります"と、気この部分が気になった。
なぜ、このタイミングなのか分からないが、今年の10月15日、ドイツではタブーを破って、ヒトラーの展覧会が行われている。
再び、国家社会主義とならないよう教訓を得る事はができればいいが、いまの日本は尖閣諸島問題で、日本も右傾化しやすくなっているようで気がかりだ。
参照:Berlin museum breaks Nazi taboo with Hitler exhibition
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