気候変動による海面上昇のニュースを度々目にします。
4月14日、アイスランドでは氷河の下の火山の噴火により、氷が解け洪水が発生しています。
4月14日、アイスランドでは氷河の下の火山の噴火により、氷が解け洪水が発生しています。
北欧のアイスランドで、氷河の下にある火山が噴火し、大量の氷が解け出したため洪水の出典:氷河下の火山噴火 住民が避難(YouTube )おそれがあるとして、近くの住民800人が避難しています。
噴火は、14日、アイスランドの首都レイキャビクからおよそ120キロ東にあるエイヤフィヤトラ氷河の真下で起きまし た。アイスランドの気象当局は、蒸気が8キロ上空まで 噴き出し、新たな亀裂がおよそ2キロにわたって出現したことを確認したということで、 現 地からの映像には、氷河が一部崩壊して解け出した氷が流れていく様子が映し出されて います。これまでのところ被害は報告されていませんが、大量 の氷が解け出して氷河の近 くの川の水位が上がっているため、洪水のおそれがあるとして、近くの住民およそ800 人が避難しています。 今回噴火した地点から7キロほど離れたところでは、先月も噴火が 起きたばかりですが、専門家は「溶岩を噴き出す噴火よりも、氷と水を巻き込む噴 火のほ うがずっと爆発の規模が大きい」と話しており、アイスランド政府は、航空機を使って上 空から火口付近を観察し、警戒を続けるこ とにしています。
画像出典:ナショナルジオグラフィック
本日のニュースでは、欧州空路の欠航が相次いていましたが、火山灰による作物への影響も今後、考えられるかも知れません。
また4月13日のニュースで、アンデス山脈の氷河が解けて、湖に崩落というものもありました。
これにより水位が20メートル以上上昇し、洪水となり行方不明者も出ているようです。
参考:アンデスの氷河崩落で水害、数人が不明に ペルー北部(MSN産経ニュース)
ちょうど一年前の記事なのですが、海面上昇に関しての研究内容を見つけました。
最近の研究では、南極大陸西部やグリーンランドの氷床が溶解した場合の影響について、さらに警鐘が鳴らされている。これらの氷床がすべて溶解すると、世界 の平均海面は最低でも13メートル上昇すると見られている。出典:海面急上昇、100年以内の可能性「非常に高い」 メキシコ研究
関連:南極の氷床下で2000年前に大規模噴火、海面上昇に影響か
IPCCの2007年の予測によると「海面温度の上昇により、2100年までに海面が最大で59センチ上昇する」とのことでしたので、複数の島国や標高の低い地域では、死活問題です。
インターネット上にFlood Mapsという、海面上昇のシュミレーションが出来るサービスがあります。
ここでは、海抜14メートルまで海面上昇した場合の地図が確認できますので、お住まいの地域が浸水するかどうか、確認してみてはいかがでしょうか。
(左から、3m、7m、14m海面上昇した場合の東京周辺の様子)
海面上昇のことを考え、マリンスポーツに関心をもつ事も将来役立つのではないでしょうか。
6月には、マリンスポーツ部のイベントが用意されています。
参照:マリンスポーツクラブ 第1回クルージング参 加者募集開始
興味・関心をお持ちの方は、ぜひ、「マリンスポーツ部の交流掲示板」にコメントをお願いします。
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