(追記 敦賀原発のことを踏まえ、一部追記修正しています)
原発での不具合は検査の度に見つかるものです。
東海村のJCO事故も記憶にあたらしいところですが、「このまま運転しても問題ない」という根拠はどこにあるのでしょうか。
検査の結果が安全だからといって、起こるのが事故です。
以前、東海村にある原発推進施設で、ガラス固化体がいかに安全か体験できる乗り物があったのですが、担当者が操作させようとしても動かなかったんですね(笑)。「やっぱり事故は起きるんですね」と言ってさしあげました(今もその乗り物があるかは分かりません。リニューアルしてなくなったのでしょうか?)。
原発での不具合は検査の度に見つかるものです。
東海村のJCO事故も記憶にあたらしいところですが、「このまま運転しても問題ない」という根拠はどこにあるのでしょうか。
検査の結果が安全だからといって、起こるのが事故です。
以前、東海村にある原発推進施設で、ガラス固化体がいかに安全か体験できる乗り物があったのですが、担当者が操作させようとしても動かなかったんですね(笑)。「やっぱり事故は起きるんですね」と言ってさしあげました(今もその乗り物があるかは分かりません。リニューアルしてなくなったのでしょうか?)。
日本原子力発電は30日、定期検査中の敦賀原発1号機(沸騰水型、福井県敦賀市)で、原子炉圧力容器内に設置された蒸気乾燥器にひび12本が見つかったと発表した。安全上の重要設備ではなく、このまま運転しても問題ないとしている。[ 引用:敦賀原発の原子炉内乾燥器にひび12本 (2009年10月30日)]
日本原電によると、ひびの長さは最大約15センチ。乾燥器の上部や側面の溶接部などで見つかった。溶接部で起きやすい応力腐食割れや振動による金属疲労が原因とみられる。
乾燥器は高さ約4メートルの円筒状で、ステンレス製。圧力容器内で沸騰してできた蒸気の水分を取り除く役割がある。
9月に日本原電東海第2原発(茨城県東海村)の乾燥器でひびが見つかったため、敦賀1号機でも点検していた。(共同)
敦賀原発1号機の運転開始は、1970年3月。
原発は最初、耐用年数は10年で解体、廃炉にする方針でした。しかし、それは放射能汚染の為に、建設時の何倍の費用が掛かってしまいます。安全無視、利益優先で、耐用年数の延長がなされています。
参考:「原発がどんなものか知ってほしい」16.廃炉も解体も出来ない原発
費用面でいうと原発の運転を始めると、解体・廃炉ができないのが現状で「閉鎖」となりますが、安全な放射能レベルになるまでまで、監視・管理し続けなければなりません。
原発は米GE社との関連があります。米金融危機の影響により十分な検査がなされないまま(検査機器の納入にも遅れなど)、非常に危険な状態で、運転を続けているのが現状です。
電気は現代の生活を成り立たせる上で、不可欠なものです。しかしながら原発は、事故に成った場合の影響を考えると、想像以上に失ってしまうものも多いのです。
それでなくても、狭い日本にたくさんの原発があるのですから。
気になりますね、モラルの低下。世代間倫理が欠如しています。
「想定される地震には対応している」と?
もし、それ以上の地震が来たときの覚悟はできているのでしょうか。
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連山は、水素文明を目指しています。
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