警視庁が27日発表した今年上半期(1〜6月)の全国の自殺者の統計を発表しました。
全国の自殺者数は昨年まで11年連続で3万人を超えています。
[画像:フジサンケイビジネスアイ ]
中高年の自殺者数も増え続けていますが、10代(11.5%増)、20代(3.9%増)の若者の自殺も増えています。それだけ今の世の中が、未来を明るく感じられない、経済状況なのでしょう。
様々な事件で埋もれてしまいそうなニュースですが、このような若者の自殺が地方で起きていました。
北海道江別市にある酪農学園大学。自然環境に恵まれたこの大学で女子学生が自殺しました。彼女が自殺したのは、昨年10月末。苦にしていたのは、酪農学園大学獣医学科での、牛の殺処分方法でした。
全国の自殺者数は昨年まで11年連続で3万人を超えています。
[画像:フジサンケイビジネスアイ ]
中高年の自殺者数も増え続けていますが、10代(11.5%増)、20代(3.9%増)の若者の自殺も増えています。それだけ今の世の中が、未来を明るく感じられない、経済状況なのでしょう。
様々な事件で埋もれてしまいそうなニュースですが、このような若者の自殺が地方で起きていました。
北海道江別市にある酪農学園大学。自然環境に恵まれたこの大学で女子学生が自殺しました。彼女が自殺したのは、昨年10月末。苦にしていたのは、酪農学園大学獣医学科での、牛の殺処分方法でした。
解剖用牛処分巡り酪農学園大学長告発
東京の団体、地検に
江別市の酪農学園大学が、解剖用の牛を麻酔を使わずに殺処分しているなどとして、動物保護団体「動物実験の廃止を求める会」(本部・東京)が14日、同大の谷山弘行学長を動物愛護法違反容疑で札幌地検に告発したと発表した。
同会によると、同大はこれまで、牛の病理解剖や解剖実習などで年間約500頭を使用しているが、 麻酔な どを使わずに殺処分しており、「 動物に苦痛を与えないことを定めた動物愛護法に違 反する不正な行為」などと主張している。
これに対し、酪農学園大学学務部は、「告発状を見ておらず、正式なコメントは差し控えるが、動物実験には、規定をそろえて対応している」 としている。
[引用:読売新聞 北海道版(2009年 7月15日)]
読売新聞で取り上げられたこのニュースは、女子学生から動物保護団体への内部告発で明らかになりました(その後、複数の方たちからも内部告発あり)。
以下は、女子学生からの内部告発の一部です。
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筋弛緩剤を頸静脈に打ち、牛が倒れたら「足結び係」が足を結び「放血係」が首を刀で裂き、
頚動脈を引き剥がし、鉗子で動脈を挟み、
チューブを動脈内に挿し込み、
眼瞼反射や肛門反射で死を確認し、足のロープにフックを掛け、
解剖室中央に牛を移動させ(
有線のリモコンで操作。)頭をはずし、
そのあと「腹出し係」がお腹を刀で裂き、腸、
そして「胸出し係」が胸くうを空け、肺と心臓を取り出す。
子牛の場合は、ドンと押せば倒れるので、その要領で倒し、
首を裂く。時折、
意識ははっきりしていた。
ズバっと切 って血が流れるままにする。
動脈は体の深部にあるので、
その際、牛がモーモー!!!
「モーモー!!!!!だってよ、
地獄絵図のようだった。
まだ鳴いている子牛に先生が近づき、
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大学の「精神と教育目的」には次の内容があります。このような内部告発を読んだ後だと、空虚さを感じずにはいられません。キリスト教に基づくのであれば、動物の創造主も神。
大事な視点が欠けているのではないでしょうか。
キリスト教に基づく「神を愛し、人を愛し、土を愛する」三愛精神に徹した人間教育により、 健全にして良識ある社会人の育成、豊かな情操と国際的な視野を養い、三愛精神の実践者の育成に努めます。
(このメッセージは幻想ですか?)
命を絶つほど苦しんだ、1人の女子学生が訴えたかったのは何だったのでしょう。彼女の内部告発内容を読むと、本来動物を殺すことではなく、助けるのが使命なはずの獣医が、動物を殺すことに「喜び」を感じている人間を見たくなかったのは推測できることです。
全国には16の獣医大学があります。
酪農学園大を含め、この内部告発をした勇気ある女子学生の死を無駄にしてはいけない。
このような人こそ、求められる獣医となったのではないでしょうか。
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