高校屋上に携帯基地局

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2009年7月17日の東京新聞28面に気になったニュースがありました。
東京都教育委員会が、高校屋上にNTTドコモの携帯基地局(アンテナ)設置の許可。工事着工後、教員や保護者、地域住民からの抗議で設置が中止になったというものです。
TokyoNP_090717_antenna.jpg

ネットで調べてみると、メディアが報道している記事は見つかりませんでした。
見つかったのは、ブログの記事が主でした。
(スポンサーがいたら、このような記事はなかなか書けませんね)

携帯で長電話していて、頭痛を感じたことや、耳の辺りが熱く感じたことがあります。
携帯の電磁波の危険性とは何でしょうか。


電磁波について、身近にあるもので思い当たるのが、電子レンジ。
携帯電話と同じ領域の、マイクロ波という高周波が使われています。
電子レンジは、1秒間に24.5億サイクル(または、ヘルツ)あたりの電磁波が強く水分子を振動させることが出来るという性質を利用しています。
この振動の摩擦によって、物が温まるわけです。

食べ物が温まって、お皿の端の方は温まっていないのは、水分を含んでいないからなのですね。
(ただ、水分といっても氷は、電磁波吸収が大きく変わるため水のように影響を受けません)

つまり、電磁波の影響(効果)は、物を温める性質があることです。
もっと簡単な話をすると、太陽光も電磁波の仲間ですから、日向ぼっこを想像するのとおなじ効果ということです。


本題に戻ります。
携帯を使うときは、(言わずもがな)耳に当てて、相手と通話をします。
最近は子どもも、当然のように携帯を持つようになりました。

大人と子ども、どちらの方が水分が多いでしょうか。
もちろん子どもです。胎児の場合だと、90%から95%。大人はわずか50%から60%です。
子どもの方が、頭部が温まりやすいということです。頭蓋骨の厚みを考えると、赤ちゃんの声を聞かせるために、携帯電話を耳に当てる行為が安全かどうか。想像がつくと思います。

090718_p44.hotspot.jpg
[出典:危ない携帯電話―それでもあなたは使うの? (プロブレムQ&A) ]




電磁波の汚染はどこまで進んでいるのでしょうか。
7月16日のyahooのニュースも電磁波の関連です。

 千葉県警柏署は15日、殺人未遂の現行犯で同県松戸市の運送会社社員の男(37)を逮捕した。

 同署の調べによると、男は同日午後4時半ごろ、勤務先の柏市の運送会社事務所内で、同社社長の女性(52)の首を両手で絞めて殺害しようとした疑い。女性は病院に運ばれたが意識不明の重体。

 調べに対して、男は「電波が飛んできて殺せと言った」などと供述しており、同署が慎重に捜査している。

 事件当時、男は馬乗りになって社長の首を絞めているところを、従業員の男性が発見、119番通報した。その後、男は「従業員の女が社長の首を絞めている」と110通報し、駆け付けた同署員に逮捕された。(7月16日12時13分配信 産経新聞)
[引用:「電波が飛んできて殺せと」社員が社長の首絞める 意識不明の重体]


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