ただ気がかりなのは、自民党崩壊までに、重要機密文書が破棄されてしまうのではないか、ということです。
[出典:時事ドットコム:「信任されない内閣だ」=密約破棄、即時否定を批判−岡田氏 (2009/07/10)]「信任されない内閣だ」=密約破棄、即時否定を批判−岡田氏
民主党の岡田克也幹事長は10日の記者会見で、核兵器搭載の米艦船の寄港を認めた密約文書が破棄された可能性を指摘した一部報道を、中曽根弘文外相が即 座に否定したことについて「資料廃棄は犯罪行為だ。問題の深刻さを受け止めず、建前だけで切り捨てるのは情けない。国民から見ればそれだけで信任されない 内閣だ」と批判した。
岡田氏は「(文書は)隠されている可能性もある。(政権交代すれば)徹底的に調べる」と強調した。
関連:時事ドットコム:核密約文書、破棄報道を否定=中曽根外相(2009/07/10)
機密文書破棄(報道後、中曽根外相否定)の報道の翌日、機密文書の処理方法について、報道されたのは興味深いです。
当事者たちの都合により、すでにトイレットペーパーに変わってしまったものもあるのかもしれませんが、私たちがこういったことに目を向ける機会になります。
[出典:asahi.com:機密文書、溶かして固めてトイレットペーパーに 外務省(2009/7/11)]
中央省庁が機密文書を処理する主な方法は、(1)書類ごとにシュレッダーにかける(2)書類を詰めた段ボールごと大型機械で破砕する(3)書類を水に溶かして固まりにする----の三つだ。
例えば法務省は、まず、地下にある大型シュレッダーで書類を刻む。それを回収業者が工場に運んで水に溶かしている。(1)と(3)の合わせ技だ。他に、(1)を徹底して粉状になるまでシュレッダーにかけている省もある。
外務省は(3)だ。関係者によると、地下にある大型機械で、機密文書を水に溶かし、紙粘土の粒のような固まりに加工する。処理能力は1日約2トンという。
・・・中略・・・
クリアリングハウスの三木由希子理事は「法の施行を前提に『公開を迫られるくらいなら捨ててしまえ』と入念に準備した可能性がある」と指摘する。
60年の「核密約」関連文書問題と同様に、72年の沖縄返還に伴って日米間で交わされたとされる「密約文書」をめぐる情報公開訴訟を手がける小町谷育子 弁護士は「国民への説明責任も果たさずに、重要な文書を捨てるという行為は許し難い。政策の検証もできないまま、真相はやぶの中だ。国民が怒りの声をあげないと、同じことが何度でも繰り返される」と話す。 外務省は、再三の取材申し入れに対し、「担当者から連絡させる」としたまま、10日夜までに回答しなかった。
民主党が次期与党になることで、困るのはだれでしょうか。
自民党?それもあるでしょう。ただ、国内だけでしょうか。
困るのは、国内だけでなく、海外の寄生組織にとってもそれは言えることです。
亀井静香が急に、
自分がアメリカに行ったときの話をして、
「新政権になれば、冷戦時代のようにはいかない。
日本はアメリカが決めたことには従属しない。
亀井静香がCIAに暗殺でもされないかぎり、
アメリカに従属することはない」
ときっぱりと言い切った。
このあまりの格好よさに、しびれた。
亀井静香は愛国政治家である。
そもそもテレビでCIAのことを言うのはタブーだが、
最近では、
インターネットの登場によって、
われわれ一般国民にもCIAの戦後日本統治の実態については
明らかになってきているし、
「売国政治家」「売国奴」というキーワードが、
ここにきて、一般社会にもずいぶんと浸透してきているように思う。
亀井静香が、テレビでCIAの本質について、
ギリギリのところで言及した意義は大きい。
引用:「亀井静香がCIAに暗殺されないかぎり・・」|Aobadai Life(2009/7/12)
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