農業や介護の現場で働く人たちの労働を楽にしようと、道立工業試験場(札幌)は、腰への負担を軽くする「アシストスーツ」を開発した。民間企業に技術提供し、軽く低価格の製品として来年度中の商品化を目指す。
中腰姿勢での労働が避けられない農家や介護職員は、腰痛に悩む人が多い。特に高齢化が進む農家は作業負担の大きさが、離農の一因ともなっている。
・・・中略・・・
開発には、空知管内南幌町のキャベツ栽培農家の女性が協力。試作品を付けて作業した人の八割が「腰を伸ばすのが楽になった」と答えた。収穫から箱詰めまで 一連の作業で背筋にかかる力をコンピューター解析した結果、「スーツ」の装着により、16−23%の力が軽減された。
引用:農作業や介護 腰の負担軽く 道立工試「アシストスーツ」開発(2009/05/22)
この記事を書いているとき頭に浮かんだのが、農業の工業化。
小規模農家の衰退など影響は考えられますが、今後どのような影響が出てくるのか気になるところです(太陽の活動も非常に気になるところです)。
参考:
・未来型農業生産システム「植物工場」を経済産業省ロビーに設置開始-注目情報(METI/経済産業省)
・工場で高品質野菜生産(YOMIURI ONLINE - 2009/5/22)
植物の成長にどのような光が必要なのか。以下の図のように明らかになっているようです。
しかしながら、適切な温度、適切な栄養を与える事で農作物はとれるようになるでしょうが、それを続ける事でどのような影響がでてくるのか、不安も残ります。
人間にも同じようなことをしたらどうなるのか・・・。
出典:栽培用光源 - 植物工場研究所
『子どもを不幸にするいちばん確実な方法はなにか...それはいつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ』。これは、ルソーが『エミール』の中で述べたこと。
子どもに適当なストレス(我慢させることなど)がある環境であったほうがいいのと同様に、植物もそうではないのかと、考えさせられる最近の出来事でした。
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