2005年10月、ペンタゴンは、世界中の全てのアメリカ軍人に、鳥インフルエンザ、H5N1と呼ばれ るものに対するワクチン接種を命じた。世界中のマスコミは恐ろしい話でもちきりになった。そこで、ドナルド・ラムズフェルド国防長官が、タミフルという商 品名で販売されている薬品オセルタミビルを備蓄するために、10億ドル以上の予算を計上したと発表した。ブッシュ大統領は、タミフル備蓄用に更に20億ド ルの支出を承認するよう議会に要求した。
・・・ 省略 ・・・
オバマ政権が、いわゆる豚インフルエンザをめぐる恐怖を、今回は、空を飛ぶ鳥の代わりに、「空飛ぶ豚」を使って同じシナリオを繰り返すために使うかどうかは、この先を見てみないと分からない。既にメキシコ当局は、いわゆる豚インフルエンザによる死者の数は、マスコミが言いふらした、150人あるいはそれ以上ではなく、7人であり、感染が疑わしい症例は、大半が普通の流感、つまりインフルエンザだったと報告している。
引用: 空飛ぶブタ、タミフル、そして工場方式飼育場(2009年5月 9日)
ワクチンを接種した米軍人や医療関係者が受けたであろう、予防接種による副作用(ギラン・バレー症候群)も気になります。予防接種の副作用か分かりませんが、女優の釈由美子さんは、この病気にかかったことがあるようです。
さて、新型インフルエンザのこの後の展開ですが、医師の浜六郎氏は、次のように結論付けています。
結論は、
「鳥インフルエンザウイルスから変異した新型インフルエンザウイルスでパンデミックが起きるとは思えない。万が一流行したとしても、今の日本で、メディアで騒がれているような1918年のスペインかぜの時ほど多数が死亡することはあり得ない」
です。
ただし前提があります。
1. 非ステロイド抗炎症剤を解熱剤として使用しないこと、
2. タミフルを使用しないこと、
3. 実験室から、高病原性遺伝子を組み込み豚に接種したヒトインフルエンザウイルスが一般社会に持ち出されないこと。
です。
出典:新型インフルエンザでパンデミックは起きるか? 診断と治療2009年3月号より
浜氏の言うように、この前提通りであれば、今回の豚由来のインフルエンザはそれほど心配する必要はなさそうです。今回のインフルエンザは、今後起こりえるであろう、鳥インフルエンザの時の予行演習として捉えてもいいかもしれません。
水素文明への転換の橘さん(現在、「新世代どっとネット」サイトを運営)は、「食糧備蓄の勧め」と題して、農水省が呼び掛けていた食料備蓄の記事を取り上げておりました。
対策がまだの方は、パンデミック本番が始まる前に、マスクや消毒剤や予防知識だけでなく、食料備蓄もできるだけ(2週間分だけ、とはいわず)済ませておきましょう。
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