相撲部屋、力士暴行事件から考える

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大相撲の元序ノ口時太山、斉藤俊さん(当時17)が、2007年6月26日、朝稽古中に急死しました。これはいじめによるものです。このニュースを知って、私としては驚くことはありませんでした。それは、いじめが起きる要因がそろっていると想像したためです。

  大相撲時津風部屋の序ノ口力士、時太山(当時17歳。本名・斉藤俊さん)が暴行を受け死亡した事件で傷害致死罪に問われた元親方の山本順一被告(58)の 公判が24日、名古屋地裁(芦沢政治裁判長)で開かれた。検察側の証人として事件当時に時津風部屋に所属していた2人の元力士が出廷。午前中に証言した元 力士(26)は、死亡した当日となる07年6月26日の朝げいこ前に、山本被告が斉藤さんの腕を木の棒で殴打していたという新たな事実を暴露した。

引用:元時津風親方、斉藤さん死亡当日も木の棒で殴打(2009年2月25日)
関連:元時津風親方とおかみさんの隠ぺい工作を暴露...力士死亡事件第2回公判 現役力士が証言(2009年2月14日)


このような事件が起こるのには、共通点があります。
(1)閉鎖的であること
(2)同質であること
(3)時間的な制約があること

あまり知られていないと思いますが、学校給食を作る"おばさん"の間にも、いじめはあります。
給食の時間に料理が出来ていないと聞いたことはありません。それだけ、毎日12時に間に合わなければならない、彼女たちへのプレッシャーは大きいものでしょう。
学校以外に、刑務所、自衛隊でも"いじめ"が起こるのは、この為です。
いじめが起こったとしても、それらの組織は、起こったことを認めません。組織的に隠蔽します。学校で生徒の自殺があったときに校長らが、「いじめはありませんでした」というの聞くと思うのが、まさに日本人特有の「隠し病」のよう。

このようにいじめを例に、フラクタルを見ることができます。
バラバラに思える要素の各共通点を見つけ出し、異なった形で認識する、言わば因数分解のようなことができると、情報や出来事の一つひとつを理解(処理)する必要がなく、全体として認識できるので楽になると思います。
情報エントロピーの増大によって(これについては、流水成道ー情報の整理統合をしようーを参照ください)、私たちが情報の波にさらわれてしまわないよう、備えておきましょう。


閉鎖的なところ、最近のニュースから連想したのが、金の価格について。

090225gold.png
*小文字:現在は電話でやりとりされていますが、以前はロスチャイルド社、いわゆる「黄金の間」に5大貴金属商が集まり値を決めていました。
引用:日本金地金流通協会


有史以来採掘された量は、50メートルのオリンピック・プール約2.5杯分とされているようです。その価格はロンドン市場にて、毎日午前と午後の2回、5大貴金属商の間で、値決めが行われています。

しかし、下記のようにfulford氏が言うことが正しければ、金の希少性が薄れ価値が暴落してしまうかもしれません。ますます、情報エントロピーが増大します。

新 しい金融制度の発表によってその闇金を表の金にすることができるようになる。昔から「今まで人類が見つけた金の全てはオリンピックの水泳場に入るくらいの 量だ」と言われたが、私が聞いた天文学的な数字が正しければそれは全くの嘘だ。そんなに少なくはない。闇金を持っている人達は金本位制の呼びかけをしてい るが、私は複数の現物(たとえば穀物)の指数を新しい金融システムの基本にするべきだと思う。勿論その指数の中に金を含む貴金属が重要な役割を果たすだろ う。

引用:世界の「金」のエリートと「紙」のエリートとの対立(2009/02/24)ーbenjaminfulfordー

関連:
NY市場でGOLD先物が1000ドル突破ー兵隊よりも士官になろうー
副島隆彦と金ー日不見の暗中模索ー


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